カテゴリ:ほりた(review)( 62 )

ほりたreview No31.

第31回はBjörk GuðmundsdóttirのVulnicura

ビョークについては超有名人なのでプロフィール等は割愛。

今年1月に訳あって突然発売されたこの音源。
自分は昨日CD屋で買ってきました。
まだまだ聴き込めてはいないですが印象をまとめていくと、
前作はガムラン的音楽に深い嗜好性を感じましたが、
今回はナウいダブステップのリズムとストリングスでクラシックの感触、ビョークらしい
浮遊する歌のメロディー。
これが綺麗に合わさってビョークしか作れないでしょと脱帽してしまう
曲でいっぱいでした。

ドラマー視点からみたビョークは、リズムの構成の組み方が超人レベルで秀逸。
個人的に今作はダブステップを感じました。
四つ打ちは人が歩くリズムを表現したものという説がありますが、
ダブステップは人の体の中の心拍、鼓動、血の流れと合致している気がします。
だから聞いていて心地良いしドキドキしてくる。

パッと聞きは芸術色の高い取っつきにくそうな音楽ですが、
今日歩きながら聞いていたらそんな日常にもとても合う音源でした。
眉間にしわをよせずにあえてリラックスした時間で聞くのがおすすめです。


ほりた
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by ChrisVanCornell | 2015-03-18 23:21 | ほりた(review)

ほりたreview No30.

第30回は少し志向を変えた内容にします。
ソウルフードとういう言葉があるように気付いたときには体に染み込んでいる
というものが誰にもいくつかはあるはずです。
そこで今回は自分の中でものごごろついた時には体に染み込んでいた
音楽(ソウルミュージック)を紹介します。
今回のソウルミュージックはカーティスメイフィールドやマーヴィンゲイのことでは
ありませんのでご注意を。笑

自分は3歳から千葉の木更津という町で育ちました。
木更津では毎年8月14日に『やっさいもっさい』という市民は参加が義務付けられている
盆踊りがあります。
やっさいもっさいのテーマ音楽に合わせて盆踊りをするのですが
このテーマの音楽が自分にとってのソウルミュージックであります。
たぶん木更津市民はみんな歌って踊れるはずです。
「潮の香りが懐かしい〜 懐かしいのがふるさとなんだ〜♫」

そして久しぶりに聞いたら面白い音で構成されています。
和太鼓で祭囃子のリズムを奏でる上にジャコパスをモチーフにしたような音質とベースライン、ドラムはモータウン風なキックをくい気味にバリバリ踏むドラム。
見事ではないですが野蛮に噛み合っている感じがなんとも木更津らしい。
ベースのチューニングが怪しいところもある意味最高です。
しかしながらこの曲を聞くと木更津に帰りたくなります。
きみさらづタワーにラーメンハウス、中之島大橋、自転車がすぐ盗まれる駅前、etc,etc
木更津ラブ。

(注、やっさいもっさいは義務化されておりません。作者の意向上少し盛りました)

ほりた
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by ChrisVanCornell | 2015-03-11 22:32 | ほりた(review)

ほりたreview No29.

ほりたreview29回目は、
Tommy guerreroのA little bit of somethin'

アメリカのプロスケートボーダーでもありミュージシャンのトミーゲレロ。
スケートボーダーで有名になりそこから音楽も広まっていったイメージです。
アルバムもハイペースに発売していますが個人的には2000年に発売されたA little bit of somethin'が愛聴盤。

トミーゲレロも初めて聞いた時はピンとこなかったのですが、
思いだすこと約10年前、海の波音がうっすら聞こえる友達の家でまったりと鍋パーティーをしている時にみんな入れ替わりに好きな音楽をBGMで流していました。
そこにゆったりとしたビート、主張し過ぎないリフのなかで攻めているベースラインのトミーゲレロの音楽が流れてきた。
鍋パーティーのまったり感、気心知れた友達たちと過ごす安心感が見事にフィットして音楽がその空間を取り囲みその時間を真空パックに保存してくれました。10年たった今でもその雰囲気を鮮明に覚えているのですから。
 
このアルバムのおすすめ曲は100 years
シンプルな8ビートにアコギで耳触りの良いリフをループ。
ただただ心地良くまさにBGM。

自分は音楽をBGMがてら聞くという聞き方が苦手で真正面から真剣に聞かないと納得できない性分でしたがトミーゲレロの音楽が鍋パーティーで流れてきたことでゆる〜く音楽をBGMとして聞くことの楽しみ方も知れました。

ほりた

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by ChrisVanCornell | 2015-03-04 22:26 | ほりた(review)

ほりたreview No28.

第28回。
miyauchi yuri And SinのManet.

先週はインフルエンザよりの不調で身動きがとれませんでした。
そんな中で身体が回復してきたときに聞いていた一枚。
宮内優里さんとSin(Team meのマリウスとWombatsのトードという2人のユニット)
の共作の音源。

ミニアルバムなので5曲入りなのですが宮内さんのギターのコード感と
自分の思うTeam me節なメロディーが綺麗に融合した曲ばかりで素敵。

1曲目のMono-Wingedはイントロの鍵盤とギターの掛け合いの雰囲気から
最高。
ドラムのスネアがエレクトリックの音で世界観が増しているというのが
ドラム目線。
歌も男性、女性の声が幾重にも重なっていて心地良い。
アルバムを通してコーラスワークの気持ち良さはかなり高い。
A、B、サビとかじゃなくて曲全体の進行に合わせてlalalaとかHa-などの
雰囲気ものの歌の重なり方が個人的に大好きです。

2年前に来日公演を観に行きましたがハッピーで風船が舞い散っていたりと
とても楽しかった。

強い個性が合わさって独特な音楽が生まれるのは聞いていても楽しい。
chris van cornellでも共作をしてみたい。
興味ある方いかがですか?

ほりた
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by ChrisVanCornell | 2015-02-25 10:29 | ほりた(review)

ほりたreview.

いつもお読みいただいているみなさまへ。

今週は私、療養中&家の引っ越し中のためお休みします。


ほりた
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by ChrisVanCornell | 2015-02-19 01:19 | ほりた(review)

ほりたreview No27.

第27回。
前回のブログは気づくと共通してロシアの作曲家に惹かれていると書きましたが、一週間経っても
まだ絶賛ロシアのクラシックを掘りさげています。
グリンカの次に出てきたのはロシア五人組と言われている、
バレキレフ、ボロディン、ムソグルスキー、キュイ、コルサコフ。
次にラフマニノフ、スクリャービンと出てきて、
いよいよストラヴィンスキー。

一通り聞いた中でストラヴィンスキーの奇抜で派手な、ペトリューシカという曲に
度肝雨を抜かれた。
29歳でこの曲を作ったと考えると脱帽です。
ストラヴィンスキーは長生きなので作風が年代ごとに分けられるみたいですが
ペトリューシカは初期の作品。
音楽が摩訶不思議に聞こえてくるのは複調で変拍子で進行を捉えるのが難しい
からなのでしょう。
(復調とは同じ楽曲の同じ時間に異なった調が同時に演奏された状態)
ほんとに衝撃的でおもしろい。

まだまだ聴き込まないと聞こえてこない音があるので来週のブログも
ロシアの音楽か?

ほりた
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by ChrisVanCornell | 2015-02-12 00:43 | ほりた(review)

ほりたreview No26.

第26回
2回に渡りクラシックと前回は最近はチャイコフスキーがお気に入り、
過去にはラフマニノフも大好きと書きましたが気づくとやはりここにも
共通点があってそれは二人ともにロシアの音楽家ということ。

そこでロシアの作曲家を掘り下げてみた。(現在も掘り下げ最中)
まず初めにでてきたのが、ミハイル グリンカ(1804-1857)。
ロシアの近代音楽の父と呼ばれているようで当時のロシアは貴族階級と
読み書きさえ不自由な農民とが社会で共存していて、
両階級が共有するのは教会でそこにはロシア的な聖歌や民謡などが溢れていたようです。
それまではヨーロッパ的な音楽しかなかったがグリンカが意識的に
ロシア民謡の要素を交響曲など音楽に昇華をさせたのです。

そこでおすすめ曲。
歌劇、ルスランとリュドミラのoverture
一度は耳にしたことがあるだろう印象的な始まりの主題でテンポも
早くて音符も多くかっこ良い。
全音音階というのをとりいれていてこれがロシア的に
感じる要素の一つでもあるみたいです。

ノクターン E♭ major
これもロシアの気候を感じさせるような美しい旋律で胸を打つ。


余談ですが自分は北海道出身で両親、祖父母なども全員北海道の生まれです。
家系図なんてありませんが北海道はロシアと距離が近いし
もしかするとどこかで自分の中にもロシアとの繋がりがありロシアの音楽が
やたらと引っかかるのかもしれませんね。

ほりた
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by ChrisVanCornell | 2015-02-04 22:02 | ほりた(review)

ほりたreview No25.

第25回は前回の続き。
ハーモ二ーの響きに耳を惹かれクラシックを聞き出し最近のお気に入りは
チャイコフスキー。
弦楽セレナードの第一楽章。
誰もが一度は耳にしたことのあるメロディーで始まるこの曲。
日本だとコメディーの時などによく使われているのでそういう印象も
あるかもしれませんが通して聞くとあまり好きではない言葉だが泣きメロ
な響きがいたるところにあって非常に叙情的で素晴らしい。
バイオリンのメロディーのみを聞いていくととてもポップな感じなのだが
主線の下にいるチェロ、(もしかしてところどころビオラ?)の音を中心に聞くと自分の中でこの曲の叙情性はチェロ、ビオラによって感じているものだと感じた。
聞くときにいわゆる低音よりをイメージして聞くと謎がとけてくると
思うのでぜひお試しあれ。

そして各弦楽器のそれぞれの音の進み方がどれも美しすぎて何回も楽器一つずつを
聞きたくなりそのたびに驚きと発見があるのもクラシック、オーケストラの音楽の面白さの一つ。


ほりた
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by ChrisVanCornell | 2015-01-28 15:35 | ほりた(review)

ほりたreview No24.少し番外編。

以前のレビューにも紹介しましたが今自分はクラシック音楽をよく聞いている。

音楽の三大要素は、
リズム、ハーモニー、メロディー 。
今はハーモニーがおもしろい。


自分の中で音楽の要素が聞こえてきた順番は、
まず聞こえた歌のメロディーを気に入り音楽が好きになった。
その後自分も楽器をやってみたいと思いバンドをはじめる。
バンド内でよく口から出てくる言葉はリズム。特にドラムをやってると「リズムがほにゃららでさ〜」みたいな話がしょっちゅうでてきて、

楽器を始めて10年くらいはリズムのことばかりを考え、リズムを中心に音楽を聞いていた。
そしてリズム中心の聞き方の次に聞こえてきたのがハーモニー。
日本語だと和声。いわゆるコードというもの。
それまで聞いていなかったわけではないが好きなバンドの曲を照らし合わせて今一度聞いてみるとだいたい同じコード進行をしていて
自分の好みのコードやコード進行がわかってきた。
ロックバンドの多くはメジャー、マイナー、セブンス、時折-5を交えたりのシンプルな進行が多く、ある時をさかいにほとんどのロックバンドの音楽がまったく同じものに聞こえてくるようになった。
そうなると次はだいたいボサノバなど、テンションコードを多用する音楽を好きになる。
そして次はロックなビート感がなくて、シンプルなコード進行でもなく、テンションコード多用なものでもなく、ハーモニーが中心に聞こえてくる音楽を聞きたくなり
それが自分の中ではクラシックだったのです。

続く。次回は曲も紹介します。笑


ほりた


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by ChrisVanCornell | 2015-01-21 22:53 | ほりた(review)

ほりたreview No23.




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第23回はThe Meters。
ドラムをやっている多くの人が通るファンクというジャンル。
ファンクの起源はこのミーターズと言われている。
中学3年の頃、自分の人生で二番目に買った洋楽のCDは
ミーターズ。(一番目はビートルズ)
といってもシンプルな8ビートにインストだし、正直その時はあまり
良さが分からなかった。良さに気づいたのはその約10年後。笑

バンドを続けて音楽を聞いていると音楽のどこに焦点を置き、聞いて
楽しむかというのを少しづつ覚えてくる。
同じ曲でも人それぞれでその焦点は違うけど自分にとってミーターズは
ドラムビートのうねりを感じさせてくれた音楽。
スネアがやや後ろのアフター気味でバスドラとスネアの間が長いビート、
この間の長さにビートが呼吸をしているみたいな感じがして、
こりゃ面白いと驚いた。
ドラマーの個性ってほぼほぼこの一音一音の間の長さだと自分は思っております。
その長さの感覚が近い人とはスタジオで一緒に音を出した瞬間に
ビートが呼吸をして動き出す感覚になる。

何年か前に全員オリジナルメンバーではないがミーターズのライブを見たとき、
生で体感するビートの呼吸は凄まじいものでした。
関係ないですがキャリアの長いファンクバンドのプレイヤーは、
演奏する時ほとんど体を揺らしてリズムをとらない。
いつかその境地にたどり着いてみたい今日この頃です。


ほりた
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by ChrisVanCornell | 2015-01-14 23:42 | ほりた(review)