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ほりたreview No8.

第8回。

高校を卒業して何ヶ月か経過した時、ふとしたきっかけでジャズドラマー、
ジョージ川口氏のローディーをやることになった。
(今はあまり使われないかもしれないが適切な言葉としてはローディーではなくボーヤ。)
ドラムセットを運搬し、セッティングして舞台袖や客席からライブを観て、
終わったら撤収して積み込むという仕事を約三年ほどしていた。
高校時代からジャズを聞いていたがこの仕事をしている時にジャズのスタンダードと
呼ばれる曲はたくさん聞いた。聞いていただけなので曲はわかるが曲名を未だに
知らないというものもわんさかある。
そんなボーヤ時代に聞いた中でダントツで好きになった曲が二つある。

1曲目、What a Wonderful World
いわずもがなの名曲ですがジョージダグラス作曲で、
ルイアームストロングが歌っている曲。
日本でもよくカバーされていて耳に入る機会も多いのでここでは
文字数の関係で説明を割愛。

2曲目、misty
先ほどダントツで2曲といいましたがこの曲が一番好きなジャズの曲であります。
Erroll Garnerの作った曲。
ボーヤでライブ見ててもピンとくる曲はあまり無かったのですが(演奏は別)
初めてmistyを聞いた時、焦燥感に切なさがこみ上げてくるような感覚に
なり、すごい曲だと非常に感動したのを10年ぐらいたった今でも覚えています。
この曲のドラムはブラシでジワジワと奏でるのですがブラシは
スティックにはでない叙情性がダイレクトに伝わる気がするので好きなのです。

今回も音楽的な解説が少なく自分史みたいになりましたがこれはこれで
よしとしてください。
ジャズ最高。
https://www.youtube.com/watch?v=P_tAU3GM9XI


ほりた

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by chrisvancornell | 2014-09-24 20:02 | ほりた(review)

ほりたreview No7.

第七回
今回寒い季節が近づいてくると聞きたくなる曲を紹介。
ラフマニノフの交響曲2番3楽章。1908年に発表。
クラシック好きな方にはとても有名すぎる曲であります。
ビートのある曲なんてもう聞きたくないと思い狂っていた6,7年前。
自分のいうビートはドラムが8ビートを刻んでベースがルート音を8分で刻み、
ギターもアルペジオか何となくなストロークでコードを弾く、そんな雰囲気の音楽。
その手の音楽飽きたし、個性ないし誰がやっても区別つかないと思っていたあの頃、
ビートの感じない音楽を聞きたい、それでたどり着いたのが俗にいう
クラシックだった。
その頃に聞いていて一番ドキドキした曲がラフマニノフの交響曲2番3楽章。
切なすぎるメロディーから入り色んな楽器が順番にそのメロディーを奏でる。
最後にはそのメロディーを少し変形してさらに切なく全楽器で畳み掛けてくる。
音の重なりも独特でロック的コードの聞こえ方と全く違う、もちろんビートもない。
打楽器は当たり前だが音程がしっかりとチューニングされているティンパニで薄く
時々ぐらいな感覚で一発ずつ叩く。
ビートな音楽にアレルギーが出ていた自分はまさにこれが聴きたかった音楽だと
とても感動した。
テンポもゆっくりになったり早くなったり、ビートでなくメインメロディーの
旋律で音楽が進行している事も、目から鱗が無くなるくらいに落ちまくった。
例えばバンドってレコーディングの時はビートの軸になるドラムとベースを先に録り
そのあとにギターや歌を重ねて録音していくのがほとんどだが、
クラシックはその真逆の流れを音楽から感じるのです。
だからビートも無いしテンポも一定でない。

詳しい音楽的な考察や曲の背景、ラフマニノフの人生などは自分が
語るまでもないので本やネットで調べてより感傷に慕って鑑賞してください。
以上、自分がクラシックと出会いクラシックに恋したきっかけのエピソード。

ほりた


http://www.youtube.com/watch?v=JVcAqmyMyfU



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by chrisvancornell | 2014-09-17 23:56 | ほりた(review)

ほりたreview No6.

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六回目。
夏も終わりが近いのか涼しくなってきましたね。
冬は無機質でビート感や人のグルーブのない音楽を欲していた自分ですが
夏はなぜだか歌中心のポップスを聴きたくなっていました。
そんな歌中心の音楽で大好きな一枚を今回は紹介。
Roger Nicols&The Small Circle Of Fiendsの
Fulll Circle。
ロジャーニコルズはポールウィリアムズとの名でカーペンターズの
Rainy Days and Mondaysなど作っていることでも有名です。
このアルバムもLet me be the oneが収録されていてカーペンターズの
バージョンと違う雰囲気が味わえBメロの途中のようなAメロから
突然サビに流れ込むようなエモい構成に切ないメロディーで大好きな曲。
このアルバムは2000年代に録音されていますがあえて70年台のような
チープでソリッドなドラムの音でレコーディングされていて
現代の厚みがあってコンプがかかってthe太いドラムの音とは違う表情が
聞けるのも好きなポイントでもある。
あとドラムのフィルインも最小限って感じもシャレおつ。
別件で音源の音圧を競い合うというのもここ数年は収まってきたので自分としては
うれしい。ライブでも音大きくて太ければかっこ良いと意味をはき違えて
いる人がいますが爆音のライブとうるさいライブは意味が全く違います。

それはさておいてリビングでコーヒー飲みながらゆったり
音楽を聞くときにぴったりな一枚。優しく穏やかな気持ちになりますよほんと。
ちなみに自分の現在の住居はワンルームの為リビングがないというのは内緒です。

ほりた

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by chrisvancornell | 2014-09-10 22:19 | ほりた(review)

ほりたreview No5.

五回目。
Team MeのBlind as night
ファーストとセカンドアルバムは比較される。
バンドは変わっていくし前作を作ったあと各メンバーごとに新たな音楽にはまったり実験をしたりする。
そのため自分の中では前作のイメージと変わったなーと聞いた時に感じた
バンドは新たな音楽の感触やおもしろさを楽しんでいる良いバンドだと思っている。
新作を聞いて印象が変わらないのはバンドの引き出しも少ないし、
次作への期待も消えてしまう。

Team Meの新作を聞き終えたときにイメージが変わったなーと感じた。
アウトロだと思ったら次の曲のイントロだった的な技も相変わらずうまい。
ドラムのリズムアプローチはシンプルになっていて少し寂しいが歌のパンチと
コーラスワークは絶妙。
Did We Lose Something Hereのシンガロング感というかTeam Me節も最高で
バンドは個性のある一人のボーカルという概念も今は一つの軸になる声とそれに他の
メンバーのコーラスの声質を合わせて2、3、4、5つ重ねてみんなで歌って
合わさった声がバンドのボーカルの声になるという捉え方がトレンドというか
新たなスタンダードになってきているのでしょうね。素敵。

個人的にはThe All Time Highが大ヒットです。
11月に来日公演があるのでこれはマストでチェックですね。
2012年に来日公演を見に行きましたがライブのパンチの威力は凄かったです。


ほりた

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by ChrisVanCornell | 2014-09-03 23:36 | ほりた(review)