第52回。 Tobias jesso Jr.のGoon(2015) カナダのシンガーソングライター。 まず耳を奪われた曲は3曲目のWithout You 一番初めの一瞬の逆再生音にセンスを感じ、ポールマッカートニーのバラードのような 耳にすぐ馴染む優しいメロディーライン。 シンプルなアレンジだけど一音一音が身に沁みてきて何度もリピートしてしまう。 5曲目のThe Waitはアルペジオに4つ打ちリズム。 the切ないコード進行でなく、程よく切ないコード進行に歌のメロディー。 30歳越えるとこのくらいさらっとした歌のメロディーのほうが耳にフィットする。 そして、7曲目For you アルバム一枚聞いた時に振り返るとこの曲が一番好きだった。 ストリングスも出てきて、歌は切ないのに陽気なビート感のバンドサウンド。 切ないものに陽気なものを合わせる。 このマッチした雰囲気が音楽を立体的に聞こえさせる。 これが自分の思う良い曲の条件の一つ。 アルバムを通してポップでフォークな音楽の質の良さを感じる一枚でした。 ほりた
by ChrisVanCornell
| 2015-09-16 21:56
| ほりた(review)
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